阿波守判物（写）

乍恐奉申上覚（七代庄屋役相勤候所私眼病に付退役仕に付庄屋助役にても被仰付度）他

(観音寺村市左衛門葉藍寝せ床金子借用之義ニ付糺書付控）他

南岩延村善次方より佐古三丁目大坂屋太一右衛門後家へ対養子之義ニ付出入添書控他

中村広三郎方より桜間村武次郎方へ畠地出入都書ひかへ他

中村手塚甚右衛門方より高川原村又左衛門へ対畠地出入双方申口都上ひかへ他

延命村亀次郎方より重松村黙之助へ対し葉藍仕切銀之義ニ付出入書付ひかへ他

下助任村ふじより五人組忠右衛門へ対畠地代取引出入ニ付申上書付ひかへ

申上添書之覚（名西郡上山村五人組横山権兵衛離別御願紙面指下候ニ付）他

乍恐奉願上覚（娘りき離縁御願紙面差上候所高太義気服仕下済相成候ニ付先達而之御願紙面御指下ケ願）

乍恐奉願上覚（娘りき同村百姓高太と妻合候へ共高太不埒ニ付御糾明之上離縁仕、衣類諸道具等指戻し候様御成下願上書付）

申上ル覚(当村伊又呼出に付)他

（中村伊越吉より井戸村安五郎伜基吉へ対し乳母奉公に罷出候所内縁御座候所其のまま指置後妻呼申に付彼是行連伺書控）

（庄屋伝兵衛方ヨリ寒川文左衛門殿ヘ対寺嶋御川浚御普請之義ニ付出入奉願上伝兵衛行着書之ひかへ）他

矢野村次助後家之義、倅竹弥耕作等不仕ニ付奉願右行着都メ書他

申上覚（堤拝借銀返上について）

(一宮村申秋御年貢間銀並他借利銀行縺行着鍛書の控）他

北新居村半次郎より同村仁木節助へ対し畠地出入内済書付控他

（八万村往還道大破に付修覆方当季賃割願）

（観音寺村多左衛門藍藍寝せ床借用金子之義ニ付再応御糺書付)写