天保十四卯年十一月十一日公儀御触書写

川原田村百姓利平後家相続之義ニ付勝浦郡瀬津村甫助行着ひかへ

預リ申米之事（弥三郎発起講）他

乍恐奉申上覚(頼母子講畠地指戻之義に付）

乍恐奉願上覚（本家筋岩蔵義家督相続願）

延命村亀次郎方より名東郡重松村黙之助へ対し手作藍代延引出入行着下済書之控他

御糺二付申上覚（西名東村万五郎より兄磯吉後家並素庭屋幸蔵へ対右後家幸蔵と密通一件に付）

芝原村百姓源次郎万兵衛政蔵佐兵衛林次五人之者共ヨリ同村与頭庄屋福田高右衛門へ対割賦方出入行着書内済書付ひかへ

博奕一件申上書付之ひかへ

延命村観音庵主令病死後住職左右内村尊長寺へ被仰付什物引渡度申上書控他

鮎喰川堤御拝借寅冬残銀上納書ひかへ他

延命村観音庵什物取調帳面添書控他

井戸村幾久郎より同村元吉へ対畠出入行着書

和田村小右衛門より同村清蔵へ対貸金出入行着書控他

府中村岸百蔵潰家ニ被打怪我より相果候ニ付見分糺都メ書控他

（東名東村利吉より島田村清蔵へ対加地子不足滞行着内済都書控）

乍恐奉願上覚（矢上村浅次義加地子不足に付）

西新町三丁目浜万屋かね家屋敷絵図

御糺二付申覚（西名東村万五郎兄磯太後家と佐古拾壱丁目素遍屋幸蔵密通一件）

申上ル添書之覚（東名東村利吉より島田村清蔵へ対加地子出入添書）他